会報第二号 ─ 2026年10月12日発行
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机上調査打球部 No.006 / 打球部

【南阿蘇】保田与天・井上誠一、二人の名匠が遺した18ホール

フェニックスカントリークラブの航空写真
2026.10.12
写真: 国土地理院
机上調査です。打球部はまだ現地を訪れていない。公式サイトと公的な資料だけで書いた(2026年10月12日時点)。訪れたら「実地報告」として書き足す。

牛馬の放牧地に生まれた9ホール

熊本ゴルフ倶楽部 阿蘇湯の谷コースは、熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽にある。公式サイト「クラブの歴史」によると、開場は1952年(昭和27年)。戦前、湯の谷の観光ホテルに進駐した米軍が簡易コースを設けたのが土台になった。

その後、牛馬の放牧地だった原野に、保田与天が9ホールを設計した。重機は使わず、スコップと「もっこ」で地面をならし、フェアウェイは馬引きの芝刈り機で整えたという。戦後復興期に手作りされたコースが、今も原形をとどめている。

井上誠一監修で18ホールに

9ホールの開場後、井上誠一が監修して18ホールに増設された。公式サイトの「コースガイド」では、18ホール・パー72(アウト36・イン36)。パー3が4ホール(4・8・11・15番)、パー5が4ホール(3・9・14・18番)、残り10ホールがパー4とある。ヤード数はバックティ6,230Y、レギュラー5,950Y、フロント5,637Y、シニア5,158Y、レディース4,906Yと公式サイトにある。

熊本地震から4年、2020年の復活

2016年(平成28年)の熊本地震で大きな被害を受け、休業を余儀なくされた。公式サイトの「クラブの歴史」によると、2020年5月15日に営業を再開。2023年10月には、名物ホールだった「馬の背」も復活したという。地震から復旧までの歳月が、南阿蘇一帯の観光の歩みとも重なる。

料金とビジターの入り方

料金は「セルフ4バッグ・1ラウンド」の表示で、2026年10月に公式サイトで確認した。

区分平日土日祝
メンバー5,500円ゲスト料金(13,500円)
ゲスト8,000円13,500円
休場日・完全セルフ日メンバー4,500円/ゲスト6,500円-

1人・2人でのプレーには追加料金がかかる(1Bは平日+4,000円、2Bは平日+2,000円など)。ビジターは公式サイトの予約ページ、または外部の「1人予約ランド」から予約できる。1人予約ランドは1人からの予約にも対応するが、利用には専用のWEB会員登録が必要になる。会員の同伴が必須かどうかは、公式サイトに明記がない。

空港・ICからの時間と、宿の選び方

公式サイトの「交通アクセス」によると、熊本IC(九州自動車道)から車で約40分。国道57号・新阿蘇大橋を経由する。熊本空港からも車で約40分としている。所在地は熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽5992-2。

クラブハウスには、阿蘇山を望むラウンジ、誰でも利用できるレストラン、浴室・ロッカー、コンペルームがある。ホールアウト後に風呂と食事まで済ませられる造りは、接待にも、1人での遠征にも向く。周辺には南阿蘇一帯に温泉宿が点在するが、個別の宿の料金・空室は、各宿の公式サイトで確認が必要になる。

熊本ゴルフ倶楽部 阿蘇湯の谷コース
所在地熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽5992-2
開場1952年(昭和27年)
ホール数・パー18ホール・パー72(バックティ6,230ヤード)
アクセス熊本IC・熊本空港から車で約40分
情報の確認日2026年10月
公式サイト営業時間・料金は変わることがある。出かける前に公式サイトで確かめてほしい。
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